ネルシャツに薄い色のジーンズの何が悪い?

よくダサいと言われるファッションの典型例というか、オタクファッションの典型例と言われているのがチェックのシャツに薄いジーンズというスタイルです。このスタイルがダサいと言われているのは最近のことであって、数十年前には結構若い人たちもやっていたスタイルではありました。

このスタイルが流行っていた頃は若い人たちはケミカルウォッシュデニムというものをよく履いていたのです。今はほとんど見かけないですしダサいと言われるものですが、ジーンズの色をあえて落としたものでした。ケミカルと言う名前の通り、薬品を使って色を落としているものなので、今の古着のジーンズのような味のある落ち方ではなかったのです。

これが流行していた時代もありましたが、今ではダサいファッションになりました。簡単にいえば薄い色のジーンズというのは時代遅れなのです。もちろん上手に色落ちしているものならかっこよく着こなせる人もいますが、一般的には色落ちしているジーンズは着こなすのが難しいアイテムであり、すぐにダサく見えてしまいます。

チェックのシャツも同じです。チェックのシャツはどちらかと言うと少年らしさ、可愛らしさを表しているものです。可愛らしい10代の少年が切るのであれば問題無いですが、ひげを生やした20代に中盤を超えている人が着るときにはかなり注が必要です。可愛らしさがなくなるので、ワンポイント的に使うのがいいでしょう。

そもそもですが、スーツスタイルでもコートでも、大きくトップスにチェックのシャツのような派手ながらのものを着るとどうなるかを考えてみてください。やっぱり変になるというのがわかるでしょう。スーツスタイルでジャケットがチェックだったら芸人さんのようになってしまいます。それと同じなのです。

だからチェックのシャツを着るなら上から黒や紺のジャケットを着るとか、黒いTシャツを中に着るなどしてあまりチェックの派手な部分を目立たせないようにするといいのです。もちろんズボンにインしているとできませんから、出すようにしましょう。

そもそもこのファッション、オタクの芸能人がやり始めてから急激におかしいと言われるようになったと言う歴史もありますから、ダサいと言われたくないならやめておくべきです。