まずは真似してみることがファッションの第一歩

学ぶという言葉は最初、真似ぶから来ているというのを聞いたこともあるでしょうか。勉強で学習するというのは真似をすることから始まるのだということを表しているわけです。職人の世界などもちゃんと教えるというよりも見て学んで、それを真似て自分もやってみて初めて出来るようになっていくという世界もまだまだたくさん存在します。

そんな真似るという行為ですけれども、真似ることはできるならばファッションでもやっておいたほうがいいでしょう。ファッションもダサいと言われている人ではなく、かっこいいと言われている人たちを真似ることによって徐々に良くなっていくものです。最初から全身コーディネートを真似ることは難しいですが、少しずつ真似をすることでおしゃれになっていきます。

だからといって「よし、じゃあモデルや俳優の人を真似するぞ!」というのはあまりよろしくないでしょう。なぜならそういう人たちはスタイルもいいし、見せるための体というのを作っています。ですから服装も一般的には1.5倍くらいはよく見えるのです。実際、自分が着てみると全然違っていた、ということを感じる人は少なくありません。

真似をするときのポイントとしては、自分とよく似た体系や雰囲気の人を選びましょう。シュッとした体系の人なら、しゅっとした人を、がっちりした体系であればがっちりした体系の人のものを真似するようにしてください。でなければどんなにかっこいい服も似合わなくなりがちです。体型によって似合う服と似合わない服というのは違ってくるのです。

ダサいと言われている人たちは中には自分に合っていない服というのを長年着続けている人もいたりします。若作りをしようとしすぎて、若者ブランドを長く愛用しているようなオジサンであるとか、まだまだ青年なのにオジサンのような格好をしている人など、自分の体型や雰囲気に合わないためにダサくなっている人も少なくありません。

ですから、ダサいと言われないような服装をするためには、まずは自分を知ることも大事です。自分自身がちゃんとどういうタイプなのかを知ってから真似をするようにすれば、かっこよくなれるでしょう。