すぐにダサくなりがちなクールビズファッションは要注意!

プライベートでのカジュアルファッションについて基本的な話を幾つか書いているわけですが、ビジネスシーンでもダサいと言われているものはいくつか存在します。ビジネスシーンで重要な事はスーツなどのフォーマルな格好が中心になるということですが、あまり変な言論に惑わされないようにしましょう。

曰く「ロンドンではこうだ」とか「スーツのメッカであるイタリアではこうだ」というような言論がたまに出てきますが、ああいうのは参考程度で聞き流すほうがいいでしょう。なぜかといえばここは日本だからです。日本では日本ならではのスーツ文化がありますし、気候も全く違います。ですから日本に合わせたビジネスシーンでのフォーマルファッションがあるのです。

特に最近ではクールビズが出てきていますが、クールビズの場合はダサくならないように気をつけたほうがいいでしょう。クールビズはスーツファッションのように無難なものではなく、目立たせる部分というものがシャツとスラックス、後はベルトくらいのものです。身に付けるものが少ないので、ダサい場合には目立ちやすいのです。

ですのでポイントはシャツとスラックス、そしてベルトのバランスです。特にベルトについては無難なものを選んで、スラックスの色と同じものになってしまったりします。黒のパンツに黒のベルトでは重くなりすぎるので、黒のパンツだったらベルトをブラウンにするなどの工夫が必要でしょう。

またシャツについても白だけではなく、薄いカラーのものを使うと一皮むけたように見えます。例えばブルーであるとかベージュなどは合わせやすいと言えますし、サマーシーンに合っています。たいていのパンツ似合わせることもできますから、いくつか持っておいてもいいと思います。

クールビズで重要なことはこの3つをいかにしてバランスよく配置するかですが、もうひとつは靴もできるだけ軽い色を選んでおいたほうがいいでしょう。明るい茶色、もしくは黒でもできるだけスクエア型で大きい物よりも、細めのものを選ぶなどして、シャープなイメージを出したほうがいいと思います。

冬のスーツはそこまで着崩れることはないですが、夏になればなるほど危険なので注意してください。